マジョルカシチー


「300分の1の希望をのせて」

だいたい10年前になるでしょうか。
たぶん、あれが初めてだったでしょう。
友人に付き合って出かけた場外馬券売場。
わけもわからずに数字の韻がおもしろくて
にいよん(2-4)、さんぱち(3-8)の2点買いをしました。
「菊の季節にサクラが咲いた」あの菊花賞でした。
そのシーズンから始める予定だった
スキーのウェア代が手に入りました。
それがきっかけでしょう。

最初はG1レースのみ参加するという楽しみ方でしたが、
語呂や韻だけでも以外と好調に当りましたので
毎週、競馬をする様になるのに時間はかかりませんでした。
そしてその先は、お決まりのコースです。
「馬主になりたい!」
カタログ請求だけでもと思い、
「優駿ホースクラブ」に問い合わせました。

「優駿ホースクラブ」は共同馬主のクラブです。
その時は、1頭の馬を300口で馬主募集するやり方でした。
競走馬になる前の約20頭の2才馬のカタログが届きました。
カタログを取り寄せた時期が遅かったためか、
牡馬(オス)は、ほぼ売り切れでした。
牝馬(メス)は、まだ完売の馬はいませんでした。
カタログをペラペラとめくりながら、
これを逃すとあとは来年まで待つのだな。とか
うむむ、1口だったら参加できるかな?とか
もうやる気です。(^^)
牡馬・牝馬を関係なく写真だけを見ていき、
気に入ったもので完売でないものを残すと2頭になりました。
強そうというより「かわいらしい」感じですが
「マジョルカ」は「マ」つながりだし。(^^) 選びました。



これから(ゲート試験などの)教育を受け
適正試験を通ってデビューしていきます。
優駿ホースクラブの馬は、「○○○シチー」となります。
この時は、まだ2才で、デビュー前ですので
「マジョルカシチー」ではなく、「マジョルカ」です。
ホースクラブの会報で「ゲート試験合格」の
知らせがぞくぞくと入ってくる中、
デビューを断念する同期のメンバーもいたので
マジョルカがデビューできたときには
それだけでもうれしかったです。
府中に応援しにいくよ!


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